素朴な疑問シリーズ

英語の音読をする中で疑問に思ったことが貯まってきたのでメモ

比較級でのthanの後は主格か目的格か

比較級の例文で主格が来るべきところ(thanの後)に目的格が来ることが多かったので疑問に思って調べた。
意味により主格が来るべきところには主格を入れるのが正式ではあるが、ネイティブは目的格を使うことがほとんどのよう。
意味が変わらなければどちらでも良いが、意味が変わる場合に備えて主格であるべきところは主格を使おうと思う。

副詞の最上級にtheは必要か

必要ない。
theをつけるのは、形容詞の最上級で後ろに名詞が省略されているからであるから。
そうでなければつける必要はないというか、むしろつけないのが正式のよう。
ただ、現在では分かりやすいように最上級の前には一律にtheをつけるとすることも多い。
特に口語表現ではほぼtheをつけるらしい。
また、同一の物の中で最上級を表す時もtheをつけない。

現在分詞と関係代名詞での修飾の違い

現在分詞で名詞を修飾出来るなら関係代名詞は必要ないのではと思い、その違いを調べた。
現在分詞では、メインの文と同じ時制でしか修飾出来ないのに対し、
関係代名詞では、メインの文の時制とずれている時制も表現出来る。

助動詞の過去形は過去を表さない

could、would、might等はほとんどの場合で、仮定法で元々の意味を控えめにしたような表現になるようだ。
なので、助動詞を使った過去の表現は"助動詞+have+p.p."で表す。
ちなみに、shouldはshallの過去形というのも知らなかった。
shallは一人称だとwill的な感じの意味(推測)で、それ以外だとさせてやる的な感じになるようだ。

"used to V" / "be used to Ving"の意味の由来

"use"には元々、「習慣・慣れ」という意味があるらしい(特に名詞?)。
"used to V":慣れていた、習慣としていた→昔は〜だった
"be used to Ving":("use"を「慣らす」と考え)慣らさられる→慣れている

"ths"の発音

monthsの発音が分からなくて調べた。
そのまま「マンスス」のように発音するのが正式だが、難しいため「マンツ」のように発音されることが多いようだ。

cloth, clothes, clothing, close等の読み方

cloth:クロース(布)
clothe:クローズ(衣服を着せる)
clothes:クローズズ(衣服)
clothing:クロージング(衣服)
close:「閉じる」系の意味だとクローズ、「近い」系の意味だとクロース

have toは助動詞じゃない

mustと一緒に習うので、have toも助動詞かと思っていたが、一般動詞としてmustと同じ意味になるだけだった。
したがって、"will have to"とか助動詞と繋げて使える。
考えてみれば、否定形も"have not"ではなく"don't have to"表現することからも分かる。