\rmと\textrmと\mathrmの使い分け
TeXにおいて、表題のコマンドは全て文字のフォントをローマン体にするものだが、その違いを調べた。
\rm
古いコマンド。このコマンド以降の文字をローマン体にする。範囲指定も曖昧で、後に\mathrmや\textrmが出来たので使わない方が良い。
\mathrm
数式モード内でローマン体にしたい文字に対して使う。
\textrm
普通の文章中でローマン体にした文字に対して使う。
番外編 \text
数式モードの中で普通の文章を書きたいときに使う。フォントは文章中で使われているデフォルトのものになると思われる。
ちなみに、数式モード内では\textコマンドの中でも数式が使えて便利らしい。ローマン体にこだわらなければこれが推奨される。